@IDX:1601
@OFF:0xf7
@SPK:［女の声］
@JPN:　意外と早かったのね？　もう少しくらい待たされるかと思っていたわ。
@ENG:

@IDX:1605
@OFF:0x1f3
@SPK:[\protag]
@JPN:　副院長？　どうしてこんなところに……。
@ENG:

@IDX:1607
@OFF:0x25e
@SPK:［千草］
@JPN:　あなたに、謝らなくちゃいけないことがあって……ね。
@ENG:

@IDX:1610
@OFF:0x2c8
@SPK:[\protag]
@JPN:　……どういうことですか？
@ENG:

@IDX:1612
@OFF:0x325
@SPK:［千草］
@JPN:　あなたの存在、もう理事に伝わっていたのよ……多分、お昼頃には正式に辞令が届くと思うわ。
@ENG:

@IDX:1615
@OFF:0x3b3
@SPK:[\protag]
@JPN:　それが何か？
@ENG:

@IDX:1617
@OFF:0x47e
@SPK:［千草］
@JPN:　随分呑気なのね？　事務局の仕事を辞めさせられた理由、覚えてないの？
@ENG:

@IDX:1620
@OFF:0x4f8
@SPK:[\protag]
@JPN:　……ちょっと待ってください！　ひょっとして、また？
@ENG:

@IDX:1622
@OFF:0x5e5
@SPK:［千草］
@JPN:　そうなるわね……ごめんなさい。今度はかばえそうにないわ。私の権限を縮小するとまで言われちゃね……。
@ENG:

@IDX:1625
@OFF:0x67f
@SPK:[\protag]
@JPN:　そう、ですか……。
@ENG:

@IDX:1627
@OFF:0x6d6
@SPK:［千草］
@JPN:　荷物……まとめておいた方がいいわ。多分、もうどうにもならないから……。
@ENG:

@IDX:1630
@OFF:0x754
@SPK:[\protag]
@JPN:　分かりました……。
@ENG:

@IDX:1632
@OFF:0x825
@SPK:［千草］
@JPN:　理事もケチじゃないから、清掃業務の報酬は出ると思うわ……口止めも含めてね。
@ENG:

@IDX:1635
@OFF:0x8a7
@SPK:[\protag]
@JPN:　……色々面倒を見ていただいて、ありがとうございました。
@ENG:

@IDX:1637
@OFF:0x998
@SPK:［千草］
@JPN:　気を落とさないで、頑張ってね？　じゃあ……。
@ENG:

@IDX:1638
@OFF:0xa5b
@SPK:
@JPN:　……そうして副院長の言葉を素直に受け入れ、僕は　病院をあとにした。
@ENG:

@IDX:1639
@OFF:0xaad
@SPK:
@JPN:　結局、全てが無駄になってしまった……。
@ENG:

@IDX:1640
@OFF:0xae3
@SPK:
@JPN:　追い出された悔しさや理事に対する恨みではなく、　空虚な思いが心を満たしていく。
@ENG:

@IDX:1641
@OFF:0xbe2
@SPK:
@JPN:　これから先、どうなってしまうのだろう……。
@ENG:

@IDX:1642
@OFF:0xc1c
@SPK:
@JPN:　僕は、どうすればいいのだろう……。
@ENG:

@IDX:1643
@OFF:0xc4e
@SPK:
@JPN:　……今はもう、何も考えられない。
@ENG:

@IDX:1644
@OFF:0xc7e
@SPK:
@JPN:　この列車を包む闇と同じ、先の見えない不安が僕の　心を浸食していく。
@ENG:

@IDX:1645
@OFF:0xce2
@SPK:
@JPN:　……一度、全てをやり直そう。
@ENG:

@IDX:1646
@OFF:0xd0e
@SPK:
@JPN:　何を目指すのか、何をするのか……。
@ENG:

@IDX:1647
@OFF:0xd40
@SPK:
@JPN:　もう一度、最初から……。
@ENG:

@IDX:1648
@OFF:0xd7a
@SPK:
@JPN:　窓の外を、深い闇が流れていく。
@ENG:

@IDX:1649
@OFF:0xda8
@SPK:
@JPN:　それをただじっと見据えながら、規則正しい揺れに　身体を預けた……。
@ENG:

